採用で一番気をつけていること
正直に申しますと、当社では創業から約6年間の間で約20名の方が会社を退職しています。
ベンチャーの離職率は約20%と言いますから、当社も平均レベルと言えばそうなりますが、決して良いことではないと思います。
スキルアップのための転職がもてはやされている傾向が近年ありますが、一度同じ目的を目指そうと決めた仲間ですから、目的を達成するまで一緒に働くのが理想です。
入社してくれた人にとっては職歴に不名誉な履歴が残りますし、会社にとっては莫大な採用コストや教育コストが無駄になり、お互いにとって良いことはありません。
転職の理由は、家庭の事情、会社への不満などさまざまな理由がありますが、大枠で捉えると理由はたった1つになります。
それは「期待と現実のギャップ」です。
これは当社だけではなく、すべての会社において言えることです。
分かりやすく言うと
・もっとかっこ良い仕事ができると思っていたのに
・もっとすぐに昇進でき良い給料をもらえると思っていたのに
・もっと優秀な上司がいると思っていたのに
・もっと自分の意見が通ると思っていたのに
・もっと休みが取れると思っていたのに
・もっと安定している会社だと思っていたのに
(※これらは当社だけではなく、あくまで一般的な例です)
たとえば、おいしいと期待して入ったラーメン屋やレストランがまずかったときのように、期待と現実が離れていればいるほど不満になります。
こうしたことをふまえ、当社の採用は応募者に「結婚相手を見つけるぐらい真剣に選んでください」とお伝えし、どんな質問にでも一切偽りなくお答えするようにしています。
会社の財務諸表、株主名簿、給与体系、就業規則など必要あれば機密資料もすべてお見せしています。
当社がどんなに入社してほしいと思う人材であっても、良い情報だけを伝えず、悪い情報も正直にお伝えしています。
自分が背伸びして無理して結婚した相手と長く続かないのと同じで、等身大の現状を見てもらうようにしています。
特に、一番合うかどうか見てほしいのは、価値観です。
これは結婚を決める際の一番の判断材料となるものでもあります。
一例ですが、現在の皇太子様は雅子様と結婚される際の記者会見で、結婚した理由に「価値観が合うから」と仰られました。
トヨタ、ホンダ、ジョンソンアンドジョンソン、スリーエム、HP、IBM、ソニー、パナソニック、京セラという世界有数の名だたる企業を見ても創業者の価値観が会社の基盤を作り、成長させ、今でも色濃く残っています。
価値観については、会社説明会や面接で見極めてもらいたいですが、事前に当社の価値観を見てもらうために、いくつか情報を用意しました。
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最初に入社する1社は皆さんの人生を大きく左右します。
あとで離婚(=転職)しないように、本当に真剣に会社選びをしてください。