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2012.04

広報活動の一環で「無人島物件」の特集を行う

当社は創業当時より「広報」を意識した活動を行っていた。広告費を用意することが難しかったため、当社の活動をメディアに取り上げてもらうことで、多くの方に楽待を知ってもらおうと考えていた。そんな活動の一環として、2012年4月に楽待サイトで「無人島物件特集」をスタートする。これは当時メディアで話題になっていた「尖閣諸島問題」からインスピレーションを得たもので、楽待で「無人島」を投資物件として掲載するというキャンペーンだ。

無人島物件特集と同時に「無人島で稼ごう!コンテスト」も実施。無人島投資で収益を得るアイディアを募集し、優勝者には2泊3日の無人島ペア旅行をプレゼントした

無人島物件特集と同時に「無人島で稼ごう!コンテスト」も実施。無人島投資で収益を得るアイディアを募集し、優勝者には2泊3日の無人島ペア旅行をプレゼントした

認知度が低いサイトは、時事性を意識した広報活動を行わなければメディアに取り上げてもらえない。なにか不動産投資と関連付けられる話題はないか探していたとき、連日のように報道されていた「尖閣諸島問題」に目が留まった。

2012年4月、当時の東京都知事・石原慎太郎氏が尖閣諸島を地権関係者から買い取ることを表明した。そして、尖閣諸島の一部を所有しているのが埼玉県さいたま市在住の方だと報道され、更に世間を騒がせた。一部報道では「売却したらどのくらいの金額になるのか」などの推測もされており、当社の社員の中でも「この方は不動産投資でいえば大成功では?」と話題になった。

そんな話から「無人島物件特集」を始めることになり、まずは楽待に無人島の物件情報を掲載してくれる不動産会社を探した。しかし、該当する不動産会社はなかなか見つからない。ネット検索などを駆使しても3社しか取り扱いをしている会社が見つけられず、「この3社に断られたら企画が成立しなくなってしまう」と恐怖しつつ営業マンが連絡したところ、奇跡的に3社とも無人島物件を掲載してくれることになった。

こうして無事スタートした「無人島物件特集」だったが、狙いは外れ、メディアにはあまり取り上げてもらえなかった。しかし、企画担当者ももはや忘れかけていた秋ごろになって、産経新聞社から突然の取材依頼が来る。そして産経新聞一面に、無人島特集を行っている旨が掲載された。その記事を読んで興味を持った他のメディアからも更に取材を受け、テレビやラジオ番組でも取り上げられることとなった。