FIRST LOGIC

社史

ホーム   >  社史   >  楽待サイトの大幅リニューアルを実施

2012.06

楽待サイトの大幅リニューアルを実施

2012年6月、楽待のサイトを完全に作り変える。

それまでの楽待のサイトは「Perl」という開発言語で作られたものだった。これは、個人が運営する小規模なサイトには向いているのだが、楽待のサイト開設から6年経ち、「不動産投資コラム」や「売却査定サービス」などのコンテンツが増えていき、サイトが大きくなることで対応しきれなくなっていた。また、採用において「Perl」を使えるエンジニアが少ないということも課題であった。

リニューアル前の楽待サイト

リニューアル前の楽待サイト

そこで、大規模なアプリケーション開発に向いている言語として「PHP」を選び、当時最先端だったフレームワーク「Symfony」を取り入れて、楽待のサイトを作り変えることにした。Symfonyが使えるエンジニアを探すためにSymfonyの勉強会なども開催し、その会から数名採用することに成功。仲間を増やしながら、一大プロジェクトに挑んだ。

しかし、当時日本にはSymfonyの解説書が少なく、技術を学ぶだけでもひと苦労。開発方法も「スクラム」という手法を試みたが、それもうまくいかず、開発をイチからやり直すこともあった。そんな成功や失敗を繰り返しながら、約1年かけて楽待サイトのリニューアルが完了した。

リニューアル後の楽待サイト。サイト上部には新しくできたコンテンツが並んでいる

リニューアル後の楽待サイト。サイト上部には新しくできたコンテンツが並んでいる

なお、このタイミングで楽待の掲載物件に「戸建賃貸」「駐車場」「賃貸併用住宅」などが追加された。それまで「1棟マンション」「1棟アパート」「区分マンション」「土地」しか掲載がなかったのだが、このリニューアルにより、さまざまな物件を探しているユーザーにとっても役立つサイトとなった。